ついに念願だった折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」を手に入れました。ずっと欲しくて、2年も憧れていたデバイスです。新品だと27万円ほどする高級機種ですが、今回は中古で購入。理由は「本当に自分の生活に合うのか」を試したかったからです。

しかし、結論としては「自分には合わなかった」。結局、iPhoneに戻る決断をしました。この記事では、その理由をレビューします。

私の前提条件（レビュー前に知っておいてほしいこと）

「スマホに求めるもの」は人によって違います。僕の場合、次のような前提があります。

• スマホは使う時間が短ければ短いほど良い
  　今はTOEIC900点を目指して勉強中。基本はMacやiMacで勉強・仕事をしており、スマホはあくまで補助的な存在。
• ゲームや漫画はほとんどやらない
  　スマホゲームは一切やらず、漫画も『チェンソーマン』を追っている程度。娯楽用途が少ない。
• 散歩や音声入力が好き
  　外出中はChatGPTの音声入力で考えを整理したり、友達と通話するのが習慣。スマホは軽快さが重要。
• Appleエコシステムを日常的に利用している
  　AirPods Proを愛用しており、Mac・iMac・iPhone間での自動切り替えに強い便利さを感じている。

このような条件のもとでGalaxy Z Fold5を試したからこそ、「合わなかった」と感じた部分がよりはっきりしました。

Galaxy Z Fold5を欲しかった理由

• 大画面でNotionを開いて、単語帳やノートを復習したい
• Sペンを使ってアイデアを書き出したい
• 隙間時間を効率よく活用できるかもしれない

勉強中の身として、特にTOEIC900点を目指している僕にとっては「学習の相棒になるのでは」と期待していました。

Galaxy Z Fold5を実際に使ってみた感想

• デバイスは素晴らしいけれど、時間を奪われる
  　Fold5は本当に完成度の高いデバイス。でも便利すぎて、気づけば触る時間が増えてしまう。
• 勉強は結局PCが最適
  　深い学びやアウトプットは、Mac + Notionの環境が最強。Foldのタブレット画面では、やはり中途半端に感じました。
• 娯楽に強いが、自分には不要
  　ゲームも漫画もほとんどしない僕にとって、「隙間時間に楽しむ」というFoldの強みはあまり活かせなかった。

Galaxy Z Fold5とライフスタイルの相性

僕は散歩中にChatGPTの音声機能で考えを話したり、友達と電話したりするのが好きです。でも、Fold5は大きくて重い。ポケットには入るけど、落とすのが怖いし気軽に持ち歩けない。

一方でiPhone 15 Proはコンパクトで軽い。散歩しながらPodcastを聴いたり、アイデアを話したりする生活スタイルにピッタリでした。

Appleエコシステムの強さ

もう一つ大きな理由が「Appleのエコシステム」。
AirPods Proを愛用しているので、Mac・iMac・iPhone間での自動切り替えはめちゃくちゃ便利。Androidが入ることで、このシームレスさが崩れてしまい、小さなストレスを感じました。

iPhoneに戻って学んだこと

便利なデバイス = 豊かな生活 ではない。
iPhoneは「高級ホテル」のように快適で安定した環境を提供してくれる。
Galaxy Foldは「自分の家」のように自由にカスタマイズできるけど、必ずしも快適とは限らない。

結果、僕は「ミニマルでコンパクトな方が自分に合う」と気づきました。

まとめ（Galaxy Z Fold5レビュー総括）

• Galaxy Z Fold5は素晴らしいが、自分の勉強・生活にはオーバースペックだった
• コンパクトで安定したiPhoneの方がストレスなく使える
• 高価なガジェットは「本当に必要か」を冷静に考える必要がある

憧れだった折りたたみスマホを試してみたからこそ、「自分に合うのはシンプルさ」だと実感できました。