セブ島でカフェ作業するのが日課になりつつある僕だけど、今日はちょっとモヤっとした出来事がありました。
ノマドあるあるかもしれないけど、現地の子どもがテーブルに寄ってきて、何かを訴えてくる。手を差し出したり、食べ物を欲しそうに見たり…。いわゆる物乞いの子どもたち。
店員さんは対応してくれる
初めてのときは正直、びっくりしたし、かわいそうな気持ちにもなった。
でも何度も経験するうちに、ちょっとずつ慣れてくる自分がいた。
「え、ここカフェだよ? 店員さんは何も言わないの?」と思ったけど、実は店員さんは気がついたら彼等に注意して、店の外に出してくれていた。
欧州人はお金をあげてる

カフェで作業してると、欧米系の観光客が子どもにお金や食べ物をあげてるのをよく見かける。
優しいなあと思う反面、「それって本当に助けになってるのかな?」と複雑な気持ちにもなる。
実際、現地に長く住んでる人やNGOに関わってる人から聞いた話では、
子どもに直接お金をあげるのは、むしろ問題を助長することもあるらしい。
たとえば:
- 組織的にやらされていて、裏に大人がいるケースもある
- お金をもらえるとわかると、学校に行かずに「稼ぎ」に来るようになる
- 一人にあげると、他の子も集まってきてしまい、危険になることもある
「無視」が正解なのか?
無視するのって、やっぱり心が痛む。
「自分だけ冷たい人間になってないかな…」って、ちょっと罪悪感もある。
でも、冷静に考えてみると、あえて無視することも優しさの一つなんじゃないかと思った。
長く滞在してる人たちは、あえて目も合わせず、そっと無視する。
それが子どもたちにとっても、将来的には良いのかもしれない。
じゃあ、何ができる?
もし「何かしたいな」と思ったときは、信頼できる支援団体に寄付をするのが一番だと思う。
実際に教育や医療支援をしているNPOもあるし、そっちのほうが子どもたちの未来に繋がる。
まとめ:優しさの形は一つじゃない

物乞いの子どもに出会うたびに、心が揺れる。
でも「かわいそうだからあげる」よりも、「冷たく見えても、あえて無視する」選択が、
長い目で見たらやさしさなのかもしれない。
もちろん、どちらが正解とかはないけど、僕はそう思う。