「ツーリング中に仲間と話したいけど、有名ブランドのインカムは高すぎる…」
「ナビ音声を聞きながら、音楽も楽しみたい。でも、通話が始まると音楽が途切れるのがストレス…」
多くのライダーが抱えるこんな悩み。それを解決する、とんでもないコストパフォーマンスを秘めた製品が**「Moman H2E」**です。
この記事では、話題のmoman h2e インカムについて、その機能や性能を徹底的にレビューします。特に注目なのが「moman h2e 音楽共有しながら通話」ができる機能。この記事を読めば、H2Eが本当に「買い」なのか、他社インカムとの接続は可能なのか、そしてどんなライダーに最適なのかがすべて分かります。
Moman H2Eとは?常識を覆すデュアルチップ搭載インカム

Moman H2Eは、一言で言えば「価格破壊の実力派インカム」です。最大の特長は、この価格帯ではありえなかった「デュアルチップ」を搭載している点。
これにより、B+COMやSENAといった高級インカムの上位モデルにしか搭載されていなかった「オーディオマルチタスク」機能が利用できます。
オーディオマルチタスクとは?
インカムで通話しながら、同時に音楽やナビの音声を聞ける機能のこと。従来のシングルチップの安価なインカムでは、通話が始まると音楽が中断されてしまいました。
つまり、H2Eなら、仲間との会話を楽しみながら、BGMとして好きな音楽を流し続けたり、ナビの重要な案内を聞き逃したりすることがなくなるのです。
Moman H2E 機能別レビュー

使い方動画
① 音質とノイズキャンセル性能:高速走行でも声はクリア?
インカムで最も重要なのが音質。H2Eは40mmのHi-Fiスピーカーを搭載し、非常にクリアなサウンドを提供します。
さらに驚くべきは、トリプルノイズキャンセリング技術。高速道路での走行中でも風切り音を98%カットし、相手の声がはっきりと聞こえます。実際に使ったユーザーからも「高速走行でも全く問題なく会話できる」と高い評価を得ています。
② 操作性:「moman h2e 説明書」は必要ない?
H2Eは「ワンクリック操作」をコンセプトに設計されています。ペアリングから電話応答、音楽の再生/停止まで、ほとんどの操作がボタン一つで完結。
特に秀逸なのが、グローブをしたままでも操作しやすい大型のノブ。直感的に使えるため、moman h2e の説明書を熟読しなくても、すぐに使いこなせるようになるでしょう。このシンプルさは、ライディング中の安全にも繋がります。
公式の説明書はこちら
基本操作は直感的ですが、音楽共有や他社インカムとの接続など、全機能を使いこなすために一度は公式マニュアルに目を通すことをお勧めします。
③ 最強の武器!「moman h2e 音楽共有機能」と「ながら通話」
H2Eの真骨頂が、この機能です。
- 音楽共有機能:タンデムライダーと同じ音楽を同時に聴きながらツーリングを楽しめます。
- オーディオマルチタスク:インカムで会話をしながら、バックグラウンドで音楽やナビ音声を流し続けられます。
「moman h2eで音楽共有しながら通話したい!」というニーズに完璧に応えてくれるこの機能は、これまで数万円を投資しなければ手に入りませんでした。これが1万円以下で実現できるのは、まさに革命的です。
④ バッテリーと耐久性:ロングツーリングも安心
大容量800mAhバッテリーを搭載し、最大25時間の連続使用が可能。1泊2日のツーリングでも充電の心配はほぼ不要です。IPX6/IP65の防水性能も備えているため、突然の雨でも安心して使えます。
筆者の使い方とMoman H2Eが刺さった理由

ここで少し、筆者である私の話をさせてください。
私は現在、ホンダのDio110という原付二種スクーターに乗っています。主な用途は街乗りと、パートナーを後ろに乗せてのタンデム走行です。大人数でのマスツーリングに行くことは一切なく、ごくたまに家族(2~3人)と近場へツーリングする程度です。
- 高価なメッシュ機能は不要:大人数で走らないので、高価で複雑なメッシュ機能は全く必要ありません。
- タンデムでの会話と音楽共有がしたい:パートナーとの会話や、好きな音楽を共有できる機能は必須でした。
- 街乗りでのナビ音声:スマホのナビ音声をクリアに聞きたい。
- コスパ最優先:何万円もする高級機はオーバースペック。
Moman H2Eは、こうした私のニーズに合いました。もしあなたも私と似たようなバイクライフを送っているなら、きっとH2Eが最高の選択肢になるはずです。
moman h2e 他社インカムとの接続は?
Moman H2Eの購入を検討する上で、多くの方が気になるのが「他社インカムとの接続性」ではないでしょうか。
結論から言うと、H2Eはユニバーサル接続に対応しており、B+COMやSENAなど他社製のインカムとも接続可能です。
ただし、いくつかの注意点があります。
- 接続は1対1のみ:ユニバーサル接続で他社と繋がるのは、1対1の通信に限られます。
- ペアリングのコツ:レビューによると、B+COMなどと接続する場合は、相手側のインカムからペアリング操作をする必要があるなど、若干のコツが必要な場合があります。
- 機能制限の可能性:接続はできても、オーディオマルチタスクなどの機能が相手側との組み合わせによっては正常に動作しない可能性も考えられます。
H2E同士であれば、公称1000mの安定した通信や自動再接続機能など、全ての機能を最大限に活用できます。
そのため、他社インカムとの接続は「可能である」と認識しつつも、基本的には同じH2E同士で使うのが最も快適で、おすすめと言えるでしょう。
LINE通話を使えば、大人数での通話も可能
「Moman H2Eは2人でしか話せないのがネック」と思っていませんか?
実は、ちょっとした工夫で3人以上のグループツーリングにも対応できます。
その方法とは、スマートフォンとH2EをBluetoothで接続し、LINEやDiscordといった無料のグループ通話アプリを利用することです。
やり方は簡単:
- ツーリングメンバーとLINEなどでグループを作成します。
- 通話を開始します。
- 各メンバーは自分のスマホとインカムを接続します。
これだけで、まるで高価なメッシュインカムのように、全員で会話しながらツーリングが楽しめます。スマホのデータ通信は利用しますが、たまのマスツーリングであれば、この方法で十分対応できるでしょう。インカムの機能制限をスマホアプリで賢くカバーする、コストを抑えたいライダーにぴったりの裏技です。
Moman H2Eの正直なメリット・デメリット
メリット
- 圧倒的なコストパフォーマンス:高級機並みの機能を1/4程度の価格で実現。
- オーディオマルチタスク:「ながら通話」ができるのは最大の強み。
- 簡単操作:説明書いらずの直感的な操作性。
- 十分なバッテリー性能:ロングツーリングも安心。
デメリット
- インカム単体でのグループ通話は不可:インカム同士の直接通話は2人までに限定されます。3人以上で話したい場合は、前述のスマホアプリを利用する必要があります。
- スピーカーの厚み:一部のヘルメットやユーザーによっては、スピーカーの厚みが気になる場合があるようです。取り付け時に位置調整を工夫しましょう。
有名人気バイク系Youtuberも絶賛
私が昔から好きで観ている二宮祥平ホワイトベースさんも、moman h2e インカムを紹介していました。
結論:Moman H2Eはどんなライダーにおすすめ?
このmoman h2e インカムを自信を持っておすすめできるのは、こんなライダーです。
- ソロライダー:ナビや音楽を高音質で楽しみたい方。
- タンデムライダー:パートナーと会話や音楽を共有したいカップルや親子。
- 特定の友人とのみ走る方:いつも決まった相手と2人でツーリングする方。
- 予算を抑えたい方:とにかくコスパを最優先し、高性能なインカムが欲しい方。
逆におすすめできないのは、不特定多数や3人以上の大人数で「頻繁に」グループツーリングをする方です。
もちろん、前述の通りLINE通話などを使えば大人数での会話は可能ですが、メンバーの出入りが激しい場合や、よりシームレスな接続性を最優先する場合は、メッシュ通信に対応したSENAやCardo、B+COMの上位モデルを検討するのが良いでしょう。
Moman H2Eは、多くのライダーが本当に必要としている「コアな機能」を抽出し、驚異的な価格で提供してくれる製品です。もしあなたが上記の「おすすめできるライダー」に当てはまるなら、H2Eはあなたのツーリング体験を間違いなく豊かにしてくれる、最高の相棒になるはずです。